ブックタイトルレベル計
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レベル計
第1章レベル計とはまえがきレベル計は,タンク内の液位の測定,制御,在庫管理をはじめ,貯水池,井戸,河川の水位測定,さらには食品や工業原料等の粉粒体,塊体の面位測定など,広い分野で使用されている。最近では,産業の近代化,ハイテク化,高速化が進み,レベル計測もシステム化された先端技術の中で行われるようになり,その取り扱い等が高度化・複雑化している。正確なレベルを測定するためには,機器が求める要求精度だけでなく,被計量物の性状及び大きさ等により適切なレベル計を選定しなければならない。一般社団法人日本計量機器工業連合会では,計量計測機器の的確な選定と適切な使用,保守管理等に資するための各種のマニュアルを作成してきている。本書では,現在市場で使用されているレベル計15機種を取り上げ,これらの中で最も需要度及び重要性の高いレベル計及びレベルスイッチ(45種)の測定原理,構造,選定方法,トラブルシューティング及び応用例などについて解説した。本書の特徴は,レベル計に関する基礎知識,その応用,関連法規及び規格の概要等についての解説だけでなく,巻末にレベル計製造事業者の取扱い製品並びに連絡先を記載し情報面での充実を図ったことである。レベル計の製造事業者だけでなく,使用者又は計測に従事する多くの方々が本書を参考書として有効活用されることを期待する。本書の作成にあたり,編集委員,執筆者各位及び一般社団法人日本計量機器工業連合会から頂いた多大なるご協力に対し,心から感謝したい。2014年7月レベル計マニュアル編集委員会委員長高辻利之(独立行政法人産業技術総合研究所計測標準研究部門副研究部門長)1